ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 4章 段落375 [2010-11-19]

375 It was this universal Intelligence that Peter used when he said to Jesus, "Thou art the Christ, the Son of the Living God." Matt. 16:16.

375 ペテロがイエスに「あなたは生ける神の息子だ」(マタイ16章16節)と言った時、ペテロはこの宇宙普遍の英知を用いていたのです。





【解説】

聖書について詳しくはありませんが、どうもイエスは弟子達に自分の出身由来等のことについては、敢えて語ってはいなかったように思います。イエスは自分が伝える内容を人々に理解してもらうことが最重要課題であり、例えを駆使しながら、本来の人の生き方を当時の人々に伝えていました。

後日、キリスト教会の礎となるペテロですが、その彼が弟子達の中で初めて、目の前のイエスという人間が実は「現に居られる創造主の直接の息子のように思う」と述べたことになります。

様々な事柄を語る者が多くいる中で、ペテロは外見からではなく、その人物が発する想念やその他、目に見えない要素をキャッチして、「この方が生ける神によって愛されている息子、私達にとっての真の導師だと悟りました」と述べたという訳です。

前項(374)にありましたように、「物質を通して現出している英知ある因の光明」の一つとして生きることこそが、全てのものの目標です。


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