ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落356 [2010-10-19]

356 If a man was submerged in a tank of water, he would influence and be influenced by the relative pressures existing between his body and the water mass. The same is true when dealing with the sea of the universe. For as surely as the law works in the coarser fields of manifestation (in this case the water), so it works in the finer. And what is the atmospheric, or etheric vibrations, but the pressure of life? The sooner we get away from our beliefs in mystery and superstition, the sooner we shall become the Knowers of Life in its fullness.

356 もし人が水槽の中に沈められたら、彼は自分の身体と水本体との間に存在する相対的な圧力に対し影響を与え、また影響を受けることでしょう。宇宙空間の海についても同じことが言えます。何故なら法則は粗い創造の場(この場合は水)で働くのと同じく、より精妙な場についても同様に働くからです。また、大気やエーテルの振動、否、生命の圧力についてはどうでしょうか。私達が神秘や疑いに対する思い込みから離れ去るやいなや、私達は生命の完全なる知者になることでしょう。





【解説】

ここでは宇宙空間との関係について、水槽に入る時に感じる水の圧力の例を掲げています。私達がプールや湯舟に入る際、身体に水の圧力を感じますが、同様なことは水の側でも感じ取るということでしょう。身体全体が宇宙空間や生命活動の世界との接触を感じるようにせよと言っているように思います。

これら自分の肉体が常に宇宙や生命力本体と身体全体で接しているという実感からは、もはや疑いや神秘というものは無くなる筈です。これら自分に接している世界に気付くことが出来れば、次は身体中にはり巡らされた神経組織を通じて、必要な情報を印象として取り出すことが出来るものと思われます。生命の智恵はこうして各自に与えられることになるものと思われます。


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