354 No! The plant, the sea, the air, and the minerals of the earth have no faculty of independent reasoning. However, they possess the same natural guidance that causes human forms to be receptive to changes of conditions, for they contain the feeling element. Therefore, atmospheric and other conditions affect them just as they do humans; and they respond without question. For the same Life Force known as the Breath of Life in man, flows through their forms.
354 いいえ。植物や海、大気や地球の鉱物は独立した論証能力を有していません。しかし、彼らは人体が状態の変化を受容出来るのと同じ自然の導きを有しています。何故なら、彼らはフィーリングの要素を持っているからです。それ故、大気やその他の状態はそれらが人間に与えるのと全く同様に彼らに影響を与えますし、彼らは疑いなくそれに応答します。何故なら人間において生命の息吹きとして知られる同じ生命力が彼らの体の中にも流れているからです。
【解説】
本項で述べられている生命力は、万物に共通するものですが、本項を読んで感じたことが一つありました。それは私達が日常、もっぱら視覚、聴覚、味覚、嗅覚の4つの感覚の窓から外界を見て、判断していますが、それでは本来のフィーリング機能は発達しにくい訳です。日常、努めて目や耳、舌や鼻からくる情報に重きを置かず、むしろやって来るフィーリングや感じや勘を頼りに少しずつ生きて見ようと思った次第です。
もちろん、全く無視ということではありませんが、何処からともなく来る印象に重心を置いた生活になります。そのことは単に印象を得て実生活に役立つようにするものではなく、本項で述べられているように自然界の万物と会話出来るくらいに意思疎通を行う為です。そうなれば、万物との一体感が生まれるものと思っています。
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