ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落346 [2010-10-04]

346 It is realized that those trained to use superficial knowledge and book-learning will continue to deem such truths as fantasy. Those who believe that all problems must be solved either with pencil and paper, or by physical experiments, will find it difficult to accept the theory of a universal language that is capable of revealing all existing knowledge.

346 上辺だけの知識や机上の学問を用いるよう訓練された人達は、今後もこれらの真実を空想だと見なすだろうことは分かっています。あらゆる問題が紙と鉛筆、或いは物理的実験のいずれかによって解かれる筈だと信じている者は、存在する知識の全てを明かす可能性がある宇宙普遍の言語についての理論を受け入れるのは困難なことでしょう。





【解説】

これまで学問の世界で取扱われて来た分野を否定するものではなく、それらの分野は全体のごく一部に過ぎないという訳です。実際には多くの創造物ははるかに容易に真理を体得し、彼らの日常生活に応用しているということです。

その豊富な知識をもたらすのが本講座で取扱っている宇宙普遍の言語、テレパシーであると強調しています。テレパシーによる情報は、学問の世界で尊ばれる手順の妥当性や少しずつの証明の積み重ねではなく、結果が直接伝えられますし、私達はそれを実生活で活用するだけです。一方、学術の世界では、誰が初めて発見したかが名誉のこととされ、研究者は他人よりいち早く真理を証明する為に、懸命な日々を送っているのです。

しかし、人間の生き方としては、もっと広い宇宙観を持って、不可視な宇宙の源泉から来るこれらの印象を受け入れる心構えが大切ではないかと考えています。確かに既存の学問の成果として今日の社会基盤があることは確かですが、私達は更に発展する為には、オープンで柔軟な宇宙への関心が必要です。


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