ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落344 [2010-09-30]

344 We find that fog and cloudy weather produce a sense of mental depression in many people. Even the direction at which the sun's rays strike the earth will influence us all to some degree. During the winter our natural ability is slowed down; but with the first promise of spring a feeling of exhilaration surges through our body cells, and we take a renewed interest in life. Seismological disturbances produce a general feeling of restlessness; electrical storms affect the nervous system. Examples of this chemical action upon the cell consciousness are almost endless.

344 私達は霧や曇りの天気は多くの人達に憂鬱な感じを作り出すことに気付いています。太陽の光線が地球に当る方向でさえも、私達全てに何らかの影響を与えることでしょう。冬の間、私達の自然の活動は低下しますが、春のきざしとともに快活さが私達の肉体細胞の中に沸き上がり、私達は生命に対する復活した関心を持つのです。地震の揺れは一般的な不安のフィーリングを作り出しますし、電気的嵐は神経系に影響を与えます。細胞意識に及ぼすこの化学作用の例はほとんど際限が無いくらいです。





【解説】

私達の多くは環境に支配されていると言っても良いでしょう。中でも暑さ寒さ、晴天曇天は私達の精神活動に大きな影響を与えます。しかし、ここで考えたいのは、外界が私達の主人公であってはならないことです。以前にも書きましたが、雨の空港から飛び立つ飛行機に乗って分かることは、数分間の上昇で私達は例え下界が薄暗い雨の天気であっても、その上空の雲の上は、青空が広がり、晴れ渡っていることです。

問題は一見して暗い空の下で生きていても、その環境は一時的であり、宇宙本来は澄み渡っている世界であることを自覚しているかどうかです。よく行く山で、春から初夏に掛けてウグイスをはじめとする多くの野鳥の声を聞きます。彼らは実に率直に待ちわびた季節の訪れを喜びます。生命の新しい息吹い調和したさえずりは創造物の祝福に感謝しているかのようです。


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