ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落326 [2010-09-01]

326 We have called this accumulated data .... memory. And the Universal Memory is compiled from all individualized memories. So it is quite plausible to assume that a true sensitive, or one who is alerted to all phases of life, can recall the events of ten thousand years past, just as readily as he is able to recall the events of his childhood. By carefully observing the trend of sequences, he can predict what will take place fifty years from today from a careful evaluation of past events. The law of relativity demands certain results, or actions of balance, which are determined by the original motion.

326 私達はこの蓄積されたデータを記憶と呼んでいます。そして宇宙的記憶は全ての個別の記憶から編纂されています。ですから、真に敏感な人、即ち全ての生命の側面に対し鋭敏な者は、あたかもいつでも自分の子供時代の出来事を思い出すことが出来るように、過去1万年の出来事を思い出すことが出来るとするのは、極めてもっともなことなのです。過去の一連の出来事の傾向を注意深く観察することによって、その者は今日から50年後に何が起るかを予想出来るのです。相関性の法則はそのもともとの運動によって決定づけられたある種の結果、即ちバランスの行動を要求するからです。





【解説】

個々の行動の記憶はエーテルと称される宇宙の細胞素子に振動として記憶され、その記憶を感じ取ることで私達は宇宙全体の過去1万年に遡る歴史を知ることが出来ると解説されています。

「宇宙が記憶する」ということは、もし誤った行動が継続される場合、宇宙自体がいつの日か、その代償を要求する事態を創り出すことは容易に理解できます。戦後、数多くの大型台風が来襲したこと、古代の文明が海中に没したこと等、まさに本文で言う、自然がもたらす「バランスの行動」の結果であると言えるのでしょう。

人についても同様で、各人が日々、どのような想念を発し、どのような行動を取って来たかが、宇宙に記憶されるということになります。各々の想念振動がそのまま宇宙空間の一部に保存される結果、それらの空間がその振動により力を帯びて物事を創り出す力を得るものと思われます。良い想念が良い結果を、誤った想念が良くない結果をもたらす訳です。大変、簡単な原理なのですが、私達はこの空間の中にこれからの世の中を変える大きな力が備わっていることに気付く必要があるのです。


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