ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落324 [2010-08-30]

324 These same thought frequencies were intercepted by innumerable people, but because they did not recognize any of the participants they discarded them as being meaningless. This is further proof of the fact that it is not the pretentious front we show to the world that is of lasting importance, but it is the inner man who is the true expressor. To those around us we may appear a paragon of honesty, but if we harbor dishonest thoughts in our minds they can be intercepted at any time, thus unmasking us before the world. Truth has a way of revealing itself; for whether we like it or not, our thoughts belong to the universe.

324 これら同じ想念波動は無数の人々によって捕えられましたが、それらの人々は如何なる関係者にも覚えがなかった為に、意味がないものとして捨て去ったのです。このことは永続する重要性があるのは私達が世間に示す見せ掛けの前面ではなく、真の表現者である人間の内側であるという更なる証拠です。私達の周囲にいる人々にとって私達は誠実の模範のように見えるかも知れませんが、私達が不誠実な想念を心の中に抱くなら、それらは何時でも捉えられ、私達の正体を世間に暴露することになるのです。真実は自ら現れる道を持っています。何故なら私達が好もうと好まざろうとも、私達の想念は宇宙のものだからです。





【解説】

日本語には「心を入れ替える」といううまい表現があります。つい悪い想念に踊らされて過ったことをした時の反省の際に用いられるこの言葉は、実際には私達の心がとかく誘惑には弱く、受け入れる想念次第では、後日反省すべき行為をしでかすことを示しています。

人間は心に受け入れる想念で、その人物の価値が決まる訳で、想念を本項で言うharbor(停泊させる)、即ち「受け入れる」「心に抱く」ことが全ての源です。どのような種類の想念を行け入れるかで本人の人格も影響を受けることになる訳です。

そのことを考えれば、私達が四六時中、どのような想念に対し気を許しておくかについて、十分吟味して選別する必要がある訳です。つまりは自分自身に対して細かく観察して、不適切な要素は早い段階から取り除くとともに、今後、同種の想念が入り込まないようにすること、今まで心の中にあったものを仕分けして、不要な要素を捨て去る努力が重要となります。それこそが心を入れ替えることになると思っています。


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