ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落312 [2010-08-10]

312 Some of our scientists now tell us that telepathy is the language of the future. They say that when man has a better understanding of his mind, it will be the common means of communication. They recognize the importance of breaking the language barriers, for once the peoples of the world are able to exchange ideas freely, lasting peace will finally come to Earth. This concept can be expanded beyond the confines of our own planet. For if we were conversant with telepathy, it would not be necessary for the space visitors to learn our many languages. We could exchange ideas with ease with dwellers from other worlds by using telepathy, since mental impressions know no boundaries.

312 科学者の何人かはテレパシーは未来の言語であると述べています。彼らは人間が自らの心をより深く理解する時、意思疎通の共通した手段になるだろうと言っています。一旦、世界の人々がアイデアを自由に交換できるようになれば、地球に永続する平和が遂にもたらされるが故に、彼らは言語の壁を壊すことの大切さを理解しているのです。この概念は私達の惑星に限定されることなく更に拡がります。何故なら、もし私達がテレパシーに精通していれば、宇宙からの来訪者達にとって多くの言語を学ぶ必要がなくなるからです。私達はテレパシーを用いて他の世界からの住人達と気軽にアイデアを交換できることでしょう。心の印象類には境界がないからです。





【解説】

野生に生きる動植物は例え、見知らぬ遠隔地に運ばれ、そこに放たれたとしても何ら困ることなく新天地で生き続けられることでしょう。異なる言語や習慣の中に放り込まれても、彼らはその地の生き物達と意思疎通を図ることが出来、不自由なく暮らして行けるのかも知れません。その背景には、野生に生きる動植物達は常日頃、印象に従って行動し、互いにテレパシーで物事を把握していることがあります。

一方、私達は言葉が通じない、あるいは土地勘がない場所では、不安感に支配され易いものです。しかし、私達がテレパシー能力を少しでも持てば、こうした不安感は無くなり、周囲の自然や生き物達と素直に意思疎通が出来、落ち着いた気分になります。このように私達がテレパシー能力を高める意義は、自然の中でも一人生きるすべを身に付けなり、海外旅行その他、見知らぬ土地でもリラックスして生活出来る基礎的な能力を身につけることでもあります。

更に感受力が高まれば、これまで気付かなかった些細な物事の痕跡から、その出来事全体のイメージが湧いたり、過去に遡った物事の理解も進む筈です。これまで私達は一瞬一瞬の時間の中で、その時々の一時的な結果から全てを見て来ましたが、テレパシー能力を身につければ、更に遠い過去やこれから起る未来のことについても、理解が進むものと思われます。鉱物から気体まで多くのものたちと印象が通いあえれば、素晴らしい生活が実現することは間違えありません。次回は第3部第3章に入ります。


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