ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落311 [2010-08-09]

311 When mind talks to mind, it is the projection of mental pictures; so, for example, when space people want to refer to a mutual friend, they form a mental image of that person in their mind. I am sure we all can see the advantage of this; for how many times have we tried in vain to recall someone's name, and although it was right on the "tip of our tongue," the name eluded us? The person's face was pictured clearly in our mind and in a case like this, had we been talking to an individual able to receive telepathy, he would have recognized the person immediately. Every thought to which we give audible expression must first be clarified in the mind. So if, like the space people, we had been trained from infancy in the use of telepathy, we could receive thought frequencies without a word being spoken.

311 心が心に語りかける時、それは心に映るイメージを投影しているのです。ですから例えば、宇宙人が互いの友人の一人に言及しようとする時、彼らは自分達の心の中にその人物の心に映るイメージを形成します。私達は皆、この場合の好都合が分かると私は確信しています。何故なら私達は何度となく「口の先まで出掛かっている」けれど、誰かの名前を思い出そうとしてもだめだったことがあるからです。その人物の顔は私達の心の中にはっきりと描かれており、このような場合には私達がテレパシーを受信出来る人と話しをしている場合には、その人はその人物をただちに認識出来たと思うからです。私達が声に出して表現するあらゆる想念は、先ず最初に心の中で明確にされなければなりません。ですから、宇宙人達のように私達が幼い頃からテレパシーの使い方を訓練されていれば、私達は言葉を話すことなく、想念周波数を受信することが出来ることでしょう。





【解説】

年をとってくると何事にも鈍感になってくるものです。その点、年少期は感受性も高く、本項に記されているような適切な訓練を受ければ、驚く程の能力開発が出来るものと思います。伝えられている所では、アダムスキー氏は幼年期にチベットに渡り、学んだとされています。その後の氏の活動を支える為に、本項のテレパシーをはじめ、様々な能力開発が行われたものと思われます。

また、私達が日常行っている精神活動についても、心象がその都度形成され、想念波動として放出されていると述べられています。つまりは送り手としては私達はある程度の能力を行使している訳で、問題は受け手としての感受性の側にあります。しかし、テレパシー能力については、あまり高い目標を設定すべきではなく、日常生活の中で、少しずつでも結果の世界でなく、因の世界から寄せられる微細なささやきに気付き、それらを応用する等、毎日の生活の中で各自、その効用を確認して行くことが大切だと思います。


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