ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落303 [2010-07-26]

303 A very good example of this may be found in the way many of our scientific discoveries are made almost simultaneously in separate parts of the world. Working independently, and often unaware of the research the other is doing along the same line, each scientist actually tunes in on the same thought vibration of universal knowledge; (the same as any number of people can tune in on a radio program).

303 これについての大変良い例は、多くの私達の科学的発見がほとんど同時になされているという経緯に見ることが出来ます。個別に取組んでおり、しばしば他の者が同じ経路に沿って進んでいることを知らないまま、各々の科学者は世界の離れた場所で、実際には宇宙普遍の知識の同じ想念振動に同調しているのです。(他の多くの人々が同時に一つのラジオ番組にチューナーを合わせることが出来るのと同じです)





【解説】

本項で指摘されている事柄は、以前、聞いたことがあります。電信や電話の発明、DNAの発見等、主要な発見・発明というものにはわずかのタッチの差で、勝者が決まる厳しい世界である訳ですが、別の見方をすれば、各々が同時期に同じ印象を感受していて、各自のわずかな行動の差が発明者の名誉の分かれ道となったのかと思われます。

一般に、アイデアは自然に湧いて来るものとしていますが、突き詰めれば何一つとして自分(エゴ)が作り上げたものはなく、宇宙空間から流れ来る何らかの想念波動を捉えたものとすべきなのでしょう。そういう意味では、同じ時期に同様なアイデアは誰にでも掴むことが出来る筈です。広大な宇宙からどのような想念が降り注いで来るかについては分かりませんが、少なくともそれらが地球社会の進む大きな方向性を志向していることは明らかであり、究極には神の意思と見るべきなのかと思います。


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