ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落299 [2010-07-20]

299 We find that in the case of thought, like the spark of light, vibrations proceed outwardly from it in all directions. We can tune in on any radiation of that impression, and receive the full thought. Therefore, contrary to current belief it is not possible to transmit a thought directly to any one individual, to the exclusion of everyone else! For inasmuch as mind, the medium of thought transmission, permeates the whole of space and form, there is no place where a thought vibration is excluded.

299 私達は想念は光の閃光のようにそこからあらゆる方向に外に向って進行する振動であることに気付いています。私達はその印象のどんな放射線にも同調させ、その完全な想念を受信することが出来ます。従って最近、信じられていることとは逆に、他の者を除き、何か一人の個人に直接想念を伝達することは出来ないのです。何故なら心、即ち想念伝達の媒体は全宇宙と形あるものに浸透している為に、想念振動が排除される場所はないからです。





【解説】

ここで想念を「光の閃光」と表現されていることにも注目したいものです。つまり想念は瞬間的なヒラメキとして短時間輝くようなエネルギーを持つ光のような存在であるということです。丁度、宇宙空間における太陽のようにその影響は万遍なくあらゆる方向に伝播されて行くということです。また、それは静かな水面に雨滴が落ちた後のように発生した波が周辺に広がって行くことにも似ているものと思われます。

従って、誰でも、動植物に関わらず、あらゆるものが何処に居てもその波をキャッチ出来る訳です。各々が日常、何らかの想念を放ちながら暮らしている訳ですから、梅雨時の水面のように私達の住む地表空間には様々な想念の波が行き交い、他の人々や物体に影響を及ぼしていることが良く分かります。もちろん、地球では低次元のものが圧倒的に多い訳ですから、その中にあって気分良く、毎日を宇宙由来の優れた想念波動を取り入れて生きる為には、余程、注意深く暮らす必要がありそうです。


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