ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落293 [2010-07-09]

293 For example: We know that different species of the animal kingdom are able to communicate with one another. They do not use a spoken language as we do, but they convey their meaning to each other very clearly. I well remember a little fox terrier and a deaf white cat that belonged to friends of mine. These animals were inseparable companions, and although the cat was as deaf as a post, they often gave positive proof of their ability to commune with each other.

293 こういう例があります。私達は動物界の中の異なる種が互いに意思疎通を行えることを知っています。彼らは私達のように話す言語は用いませんが、互いに大変明確に自分達の意図を伝えます。私の友人が飼っていた小さなフォックステリア(訳注:犬の種名)と耳の聞こえない白い猫のことをよく思い出します。これら動物達は、離れがたい間柄であり、その猫は耳がまったく聞こえないのですが、彼らはしばしば互いに心を通じ合う明確な証拠を示してくれました。





【解説】

家でペットを飼っている人も多いかも知れません。しかし、私達はそのペット達がどのような手段で互いの意思を伝え合っているか、普段あまり考えることはありません。呼び掛けの通常の音声によって、飼い主の所に寄ってくるペット達ですが、私達はそれらペット達がどのような気持で一日を過ごしているのか、関心を持たず、多くは自分の都合でペットを取扱いがちです。

しかし、動物達は本事例に紹介があるように、何ら不自由無く他の存在と意思疎通を行い、暮らしているように見えます。ました野生動物は食料の確保や外敵から身を守る等、様々な注意を払いながらも、自然を楽しんでいると言えるでしょう。ちなみに人間の場合、そのような大自然の中に一人放り出された場合には、前途を悲観してとても満足に生きられないかも知れません。実は、それ程に野生動物のテレパシー能力は優れており、間近に起ることを察知したり、無言のまま印象をやり取りすることが出来るのではないかと思っています。

さて、こう考えると実は身近な生き物達はテレパシー応用事例としても良い教材であることが分かります。私達も動植物を含め、あらゆる生き物を観察することで、テレパシーの生きた事例を学ぶことが出来る訳です。


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