ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落284 [2010-06-28]

284 The same holds true of the cell entities of the human body. Our minds are constantly "bumping" into the worries and anxieties around us in the crowded fish bowl of our own creation; and each contact-shock dissipates a certain amount of energy. So we can safely say that tension is the chief cause of non-activity of the cells, and non-receptivity of telepathic impressions. But due to a misunderstanding of the true meaning of relaxation, there exists another condition that is just as detrimental as tension.

284 これと同じことが人体の各細胞実体についても当てはまります。私達の心は私達自身の創造物である混み入った金魚鉢の中の私達に心配と不安を常に「ぶつけて」おり、一つ一つの接触の衝撃が何がしかのエネルギーを消耗させています。ですから私達は確かに緊張は細胞の非活発やテレパシー的印象の非感受性の主原因であると言うことが出来ます。しかし、真のリラクゼーションに対する誤解から、この緊張と同じくらい有害な状態も存在するのです。





【解説】

訳文としては"of our own creation"(私達自身の創造物)の付く先がややあいまいな形になっています。文型としては「混み入った金魚鉢」に付くような位置にありますが、意味合いとしては「心配と不安」に付くと考える方が意味が通ります。

即ち、人体にある60兆もの細胞は現に塊になって存在するのですが、心が自ら作り上げた心配や不安の想念は、真っ先に自らの肉体細胞を通過する訳で、その際、当然ながら各細胞は心の指令に常に従順な為、それらマイナスの想念を浴びると、おそらくは身震いする程のショックを受け、緊張することが想定されます。度重なるこうした状況の中で各細胞は疲弊し、老化が発生することになります。

こうした事態を緩和する為にも、努めて不安やその他マイナスの想念を心から駆逐しなければならない訳です。




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