ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 1章 段落257 [2010-05-18]

257 For instance, let us mentally picture our own solar system-which resembles in every detail the tiny, invisible atom described earlier-with its twelve planets and countless planetoids revolving around a central sun. This solar system is traveling through space-force, which is composed of an infinite number of particles and innumerable other planets and suns, yet our own little system is so interested in itself that not one of the planets will wander off. They cannot help being affected to some extent by every other concentrated force in the universe, because no atom, or unit, can separate itself from the Cosmic Whole. But the planets do not allow any force to influence them sufficiently to draw them out of their chosen orbits around the sun.

257 例えば心で私達の太陽系を思い描いて見ましょう。それは以前お話したように、小さく目に見えない原子に細かい所まで似ており、中央の太陽の周りに12の惑星と無数の小惑星を伴っています。この太陽系は力の空間の中を移動しており、その空間は無数の粒子と他の無数の惑星と諸太陽から成り立っていますが、私達自身の小さな太陽系ではそれ自身の指向性が高い為、惑星のどれ一つとしてさまよい出るものはありません。諸惑星は如何なる原子や他の単位もそれ自身を宇宙全体から分離することが出来ない以上、宇宙空間の一つ一つの他の集約された力により幾分かは影響を受けざるをえません。しかし、諸惑星はそれらが選択した太陽の周囲の軌道から引き落とす程の影響を与えるような如何なる力も許すことはありません。





【解説】

この太陽系が太陽を両親とする一つの家族であることは本文からも良く分かります。私達が何気なく用いている「宇宙兄妹達(ブラザーズ)」も、その持つ意味はこうした真理に基づいた概念なのです。これら原子から太陽系に至るまで物質界はポイントとなる要素に相関性(相似性)があることは、それらは共に同一の根源に由来していることを示唆しています。

結局、私達は宇宙の中で生きており、これら天空の中で調和ある構成員となる為に、努力すべき分野が多数残っています。目下、世界的な混乱が進んでいるように思います。これらは全て惑星に住む人間に起因する問題です。しかし、人々の想念がこれらの問題の影響で混乱したものとなれば、惑星を含む近隣の宇宙にも大きな影響を及ぼす筈です。人の想念が惑星自体や宇宙にも大きな影響を与えることは十分考えるべきことです。

基本的に私達の惑星は過去のひどい人間達の状況にも拘わらず、その役目を果たして来ましたが、それがいつまで持ちこたえられるかは不明です。アダムスキー氏が生きていた当時も、太陽の変化についてブラザーズが注視していると伝えられていました。果たしてこの地がほろんでも語られた真理は変わらないということにならないように注意したいところです。


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