ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落246 [2010-04-26]

246 Exercise 4. If possible, stand some distance from a body of water (its size is unimportant), preferably on a hilltop or rise, so you are looking down on it. Then, realizing your unlimited capability as consciousness, picture how cool and refreshing that water will feel as you place your foot in it. You can soon get to the place where your whole body will be invigorated by the contact; for inreality, there is no distance between your body and where you have directed your feeling. The feeling is the consciousness of the body. Once we realize feeling is not shackled to the physical form, therefore is not confined to one place, distance offers no barrier. It is in this manner that consciousness can roam the universe.

246 もし可能なら、水面(その大きさは重要ではありません)から、ある距離離れて、望ましくは丘の頂上か高台に立ち、下の水面を見下ろして下さい。そして意識としての貴方の無限の能力を実感しながら、貴方が自分の足をその中に浸けたらどんなに冷たく気持良いかを思い描いて下さい。貴方は貴方の全身がその水との接触で爽快になる所までにまもなく到達出来るでしょう。何故なら、実際には貴方の身体と貴方が自らのフィーリンングを差し向けた場所との間には距離は無いからです。そのフィーリンングは肉体の意識なのです。ひとたび私達がフィーリンングは肉体に鎖でつながれるものではないことを実感すれば、即ち一箇所に限定されることはなく、距離は障壁にはならなくなります。意識が宇宙空間をさまようようになれるのは、このようにして為されるのです。





【解説】

これまでも対象との一体感を育むことが意思疎通の第一歩であると繰り返し述べられて来ました。その究極の解説として上記本文(246)があるように思います。私達のフィーリングを司る意識体が距離に関わらずそお対象物を瞬間的に包み、対象物と一体になることで、対象物の持つ想念や対象物に関連する諸々の状況を感じ取ることが出来ることが、即ちテレパシーということになります。

一方、私達はこの意識体について、その機能や能力についてはこれまで知識として学んで来ましたが、今後はその潜在能力を実生活に応用する段階を迎えています。自分の周囲に自らの意識を拡げれば、そこを通り過ぎる印象も感受し易くなるでしょう。小さなパラボラアンテナで一方向を志向するよりもより大きな範囲、周囲全体から電波を受けようとする方が効果的であるのと同じです。

しかしこの意識の拡がりは自分の関心に依存しますし、あらゆる側面に関心を払い、常に他者への手助けや自らの向上心を促進する中で、その拡がりも増すことでしょう。多くの仏像に見られる光背はこれら仏達の持つ意識体の輝きを表わすものであり、オーラについても同様の事象であると思っています。


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