ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落247 [2010-04-27]

247 When your impressions are not received clearly, examine yourself and try to analyze what is wrong. Did one of the four senses interfere? Did an old thought habit reassert itself? Do not allow either. For even a split-seconds interruption can cause misinterpretation of the impression. We have really illustrations of how easily a trend of thought can be lost; for when we are relating an incident and someone interrupts, quite often we completely forget the point we were discussing. And because impressions flash through the mind at high speed, this situation is magnified a thousandfold.

247 貴方の印象類が明確に感受されない場合は、貴方自身を調べて何が間違っているか分析することです。四つの感覚の何れが妨害していませんでしたか。古い思考習慣が再び顕在化しませんでしたか。そのいずれも許してはなりません。何故ならほんの一瞬の妨害も印象の誤った解釈を引き起こすからです。私達は如何にたやすく想念の方向性が見失われるかについて実際例を知っています。何故なら、私達がある出来事について説明している時、誰かが話に割り込んでしまうと、しばしば私達は議論していたポイントを完全に忘れてしまうからです。また、印象というものは心の中を高速度で一瞬ひらめく為、この状況は一千倍も拡大したものになります。





【解説】

とかく妨害され易いのが印象の流れです。自分自身だけの環境下においても、ちょっとした雑念で想念の流れは大きく歪んでしまいます。只ひたすら湧き上がる印象に対し、率直に受け入れる姿勢が必要なのですが、私達の未熟な心はあれこれと考えを巡らせて本来の印象を取り逃がしているようです。

本文で言うように、心にとって印象はかすかで、且つ素早いものです。折角感受しかけた宇宙的な想念も何か現状にそぐわない要素があると心が勝手な判断をすれば、その印象(インスピレーション)とは二度と会えないかも知れません。

そういう意味では私達の貧しい心に時折やって来る宇宙的印象に対しては、心から歓迎し、その全てを受け取った後、その印象が何を示唆しているのかを考えて見ることが必要です。多くの能力者は古来から、心身を清め、このような宇宙的印象(インスピレーション)を感受しようとして来たように思います。

自然の中に身を置いて、周りの動植物達がどのような印象を感受し、また互いに発しているか、じっと心を傾けたいものです。観察の結果は、それら印象類のもたらす効果として、彼らは大自然の中で生きるものは、いずれも活発で時々の生活を楽しんでいることが分かります。唯一、彼らが絶対的な信頼を置いているのが、この印象(インスピレーション)だと思うのです。


第2部 4章 段落246 [2010-04-26] <<  |  >> 連休中はお休みします [2010-04-28]