ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落241 [2010-04-19]

241 Exercise 2. Thoughts can be received from jewelry or other personal effects; for the frequency of the owner has been recorded upon the metal, or cell structure, of the object. It is interesting to try this experiment without the owner's knowledge, then see how nearly correct your analysis has been. If that person knows what you are attempting, thoughts pertaining to the object will naturally pass through their mind; and these could be picked up by you. This would be thought-transference from the person, rather than testing your ability to receive recorded impressions from the cell structure of the object.

241 練習 2. 想念は宝石や他の個人の持ち物からも受信出来ます。何故なら所有者の振動がその対象物の金属や細胞構造に記録されているからです。持ち主に対する知識の無いまま、この実験を行おうとすることは興味深いものがあり、どれくらい近く貴方の分析が正しかったかを知ることです。もし、その人物が貴方が行おうとしていることを知っていれば、その物体に関連する想念類は自動的にその人物の心を通過することでしょう。そしてこれら想念は貴方に拾い上げることが可能となります。これは、その物体の細胞構造からの記録された印象類を受信する上での貴方の能力を試すというよりは、その人物からの想念移動になることでしょう。





【解説】

本項の内容は対象物に残留する想念をピックアップすることの他に、対象物を介して他の者からの想念を感受する可能性について述べられています。著者アダムスキー氏が具体的にどのような事例を指していたのかは今となっては不明ですが、人がある対象物に心を寄せて、その残留想念その他の印象に心を合わせようとする時、そのことを別の者が知っていれば、その者はその対象物を介して、元の感受しようとしている人に自らの想念を送ることが出来ると述べています。

この事例から、想念伝達は電気をつなぐケーブルのようなもので、直接でなくても共通の話題や対象物があれば、容易に互いの意思がつながるということでしょう。万物が互いに関連し合っていると度々述べられて来ましたが、その意味は丁度、人体の神経のつながりのように、互いにネットワークを構成し、意思や印象を交流し合う等、より深い意味があるように思います。


第2部 4章 段落240 [2010-04-16] <<  |  >> 第2部 4章 段落242 [2010-04-20]