ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落233 [2010-04-07]

233 For instance, those of you who have read INSIDE THE SPACE SHIPS, will notice that the space people mentioned in the book compared their way of life to ours quite impartially. They did not criticize or pass judgment upon us; they merely analyzed the two phases of life. They pointed out the path of brotherhood we should follow, but they did not condemn us for our selfish shortcomings. Rather, theirs was an attitude of compassionate understanding for a wayward, younger brother. These more highly evolved people are the only ones we should look to for enlightenment and help. Their thought frequencies are as accessible to us as the impressions from lower planets; but here again, because they do not conform to our normal thought patterns, we allow them to pass through our minds unnoticed.

233 例えば同乗記を読んだことのある皆さんは、その本に書かれている宇宙人達は何ら分け隔て無く彼らの生き方と私達の生き方を比較していたことに気付くでしょう。彼らは私達を批判したり、裁いたりはしていません。彼らは単に、生命の二つの姿を分析して見せたのです。彼らは私達が従うべき兄妹愛の道筋を指摘しましたが、彼らは私達の利己的な短所に対し非難することはありませんでした。むしろ彼らの姿勢は一人のわがままな弟に対する思いやりのある理解の姿勢でありました。これら更に高度に進化した人々は私達が啓発と支援を期待すべき唯一の人達です。彼らの想念振動は低次な惑星からの印象類と同様に私達が近付き易いものです。しかし、ここでもまた、彼らが私達の通常の想念パターンと一致しないが為に、私達は気付かないままそれらを私達の心の中に通過させているのです。





【解説】

私達がより高次な想念振動への感受性を高めるにつれて、本項で記されているような宇宙的支援の経路も拡がって来るという訳です。それまではそれら高次な想念の存在に気付かず、習慣的な想念に抑えられたままの生活を送っているということでしょう。

そうなると問題は外にどのように支援を求めるかではなく、自らの心を如何にしてそれら高次なレベルの想念・印象を感受できる状態に保つかとなります。つまりは浮ついた心を如何にして静め、やって来る印象に鋭敏になるかが重要です。このように考える時、イメージとして浮ぶのは座した仏像や座禅行の姿です。

また、このように特別な行をせずとも、日常生活をしながら、心を解放しようとすることも出来ますし、その方が継続性があるとも言えます。私達が各々、宇宙的な想念振動を得たいと志向することは、やがてそれらとのパイプを太くし、各自が生きる上でより有益な印象、ヒントをもたらしてくれるように思っています。


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