ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落234 [2010-04-08]

234 The third channel of Cosmic impression, is the cell to cell communication. Remember, that every atom in the universe speaks the cosmic language, and is capable of communicating with every other atom. We have shown that the Mother principle in creation forms matter by gathering together atoms vibrating at different rates to bring forth manifestation. This Mother principle is equal to the Divine, or Father principle of creation; therefore, you will find in it no judgment or discrimination; for this would be discriminating against itself. Nature respects man equally; so does Cosmic, or Natural law. As the sun shines alike on the just and the unjust, judging no form-life, so does Cosmic Matter lend itself impartially to all manifestation. When we can look upon all form-life and see it in its true light, Nature unlocks her secrets, and gladly shares them with us.

234 宇宙的印象の第3の経路は細胞から細胞への意思疎通です。宇宙空間の中のあらゆる原子は宇宙的言語を話し、他の全ての原子と意思疎通が出来ることを覚えておいて下さい。私達は既に創造における母性原理は、創造物を生み出す為に異なる速さで振動している原子達を集めることによって形有るものを形成していることを示して来ました。この母性原理は聖なるもの、即ち、創造における父性原理に等しいのです。ですから貴方はその中に如何なる裁きも差別も見つけることはありません。何故なら、これは自分自身に対する差別になってしまうからです。自然は人を平等に尊敬します。ですから、宇宙や自然法則も同様です。太陽が正しい者にも不正な者にも等しく輝くように、宇宙の物質も全ての創造に分け隔てなく自身を委ねています。私達が全ての形ある生命を見て、その真実の光を見ることが出来る時、自然は諸々の秘密を明かして、それらを私達にゆっくり分ち与えるのです。





【解説】

これまでの一連のまとめから、宇宙的印象がやって来る経路として、・宇宙の因から人体の生命力に直接働きかけるルート、・進化した他惑星から発せられたものが宇宙の融合活動の一環としてやって来るルート、それに本項で述べられている・細胞と細胞との間に交わされる、計3つのルートがあると解説されています。

この第三の経路については、細胞自体が意思を持つと同時に、その細胞を構成する各原子自身が互いに意思を通じ合っていると言うことから、実に私達の身体は莫大な数の印象やメッセージが絶えず飛び交っていることが分かります。肉体を構成する各原子はその肉体の主人の心がどのような感情で満たされているかで、大きな影響を受けることは明らかですし、こうした本来、宇宙の創造物としての調和が保たれている身体に、それら心の不調和が及ぼす影響範囲は計り知れません。また同時に、心がより宇宙的志向に戻ることが出来れば、各肉体細胞はそれを喜び、肉体自身も大きく変化するものと思われます。本人がこうして日常抱く想念は、本人の顔つきや肉体各部に大きく影響を与えることになります。

訳注:本文中にある「異なる速さで振動している原子達を集めることによって形有るものを形成している」とありますのは、地球の化学では、物質の反応は各原子の最外殻電子数が互いに安定数になるよう結合することで分子が生成するとしており、ここでの「異なる速さで振動」とは原子核を取り巻く電子数と関係したことを述べているものと思われます。


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