ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落223 [2010-03-24]

223 But to accomplish this he must first learn to control his emotions, his sense reactions, his selfish desires; and to understand that he is one with all creation. He must comprehend that the atoms vibrating in his present body have been used and reused throughout creation; therefore, they have participated in every phase, from the lowest conceivable form, to immense planetary bodies that ages ago were absorbed back into space. There are no divisions except those man has imposed upon himself.

223 しかしこれを達成する為には、彼は自らの感情や自らの感覚の反応、利己的な願望をコントロールすることを学ばねばなりません。そして自分が全ての創造と一体であることを理解する為にでもあります。人は自分の現在の肉体の中で振動している原子群は創造を通じて利用され、また再利用されて来たことを理解しなければなりません。ですから彼ら原子群は考えられる最も低次な形状物から大昔に宇宙空間に吸収された惑星体に至るまであらゆる段階に参画して来たのです。人が自分自身にこれらを押し付けない限り区分というものは無いのです。





【解説】

私達は既に原子は不変であることを知識としては知っています。また、このテレパシー講座でこの原子に想念や印象が刻印されることを学んで来ました。そこから見えて来ることは、どのような世界かを各自で考えて見る必要があります。

即ち、今両手を組んで互いの手の暖かみや血流の流れを感じあう時、これら肉体の成分は自分という肉体が亡くなっても宇宙に存在し続け、各々新たな創造物の創造に参加するであろうことが分かります。しかし、各原子はかつて私の手の一部であったこと、また私がどのような想念パターンの持ち主であったことを永久に記憶して行くに違いありません。各原子は私が考え及ばない程、理知的であり、記憶力に優れていると思われるからです。そうなるとこれら各原子に努めて良質な体験を持たせることが大変重要になります。地球においては植物から動物に至る諸々の子孫により良い未来をもたらす為にも、これら地球の原子達に穏やかで喜びに満ちた基本素材を引き継ぎことが必要だと考えています。

このような活動を「祈り」の一つとするなら、各自の思いはこれら原子達に受け継がれ、宇宙に記憶されることになることでしょう。


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