ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落217 [2010-03-15]

217 To make this illustration more understandable, should you, while daydreaming, have the good fortune to receive one of the great thought-frequencies Plato set in motion while he lived on earth, you would not be receiving a "message" from Plato in the "spirit world.'" You would merely be picking up that thought vibration which was imprinted in space during his lifetime.

217 この説明をより分かりやすくする為に、貴方が空想している間に、幸運にもプラトンが生きていた時、思いを起こした偉大な想念振動の一つを得たとしても、貴方は「霊の世界」のプラトンからの「メッセージ」を受けたことにはならないということです。貴方は単に彼が生きていた間に空間に刻み込まれた想念振動を拾い上げているに過ぎないのです。





【解説】

要は至る所に生きる上のヒントが隠れているということでしょう。即ち、低次な想念を排除する心得が出来ていれば、世の中に学ぶ所は際限なくあることになります。こうした偉人達の思考(想念)をトレース出来たとすれば、きっと素晴らしい体験になるものと思われます。私達が地球に残す最大の貢献は、自ら高次な印象を発し、私達を取り巻く原子達に伝え、その思いを後世に残すことであるとも言い換えることが出来ます。

また同時に、人との出会いが大切なように、広大な宇宙空間にある様々な思考に出会うことも大切な機会です。想念との出会いは一瞬であり、わずかなことでも逃してしまうデリケートなものです。想念との出会いには澄み切った静かで受容的な心が不可欠であり、私達は日常的に自分の心をそのような出動体制に保つ必要があります。


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