ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落216 [2010-03-12]

216 The higher thought vibrations, coming from the more advanced planets, often flow undetected through our minds; for they do not confirm our divisions, judgments and personal opinions. These people have grown to the realization of the oneness of all life. and their impersonal thoughts do not exalt our ego. Therefore, they do not fit into the familiar thought pattern of most Earthlings.

216 私達より進歩した惑星からのより高次な想念振動は、しばしば私達の心の中を感知されることなく流れ去ります。何故なら、それらは私達の持つ差別や裁き、個人的な意見を確認するものではないからです。これらの人々は全ての生命の一体性を自覚する程に成長しており、彼らの主観を交えない想念は私達のエゴを持ち上げることはありません。ですから、それらの想念はほとんどの地球人の馴染みのある想念パターンには合わないのです。





【解説】

「人智の及ばない」という表現がありますが、本人のレベルに合致しない高次な想念波動は心の中を通過しても全く気付かれることなk、通過して行ってしまうという訳です。また一方では、「類は類を呼ぶ」の通り、本人の志向に沿った想念には心が受け入れ易くなっています。

そういう意味では、テレパシー学習において最初から無理に高次な想念を受信しようとしたり、ゲームとしてテレパシー実験を行うことは避けるべきでしょう。本人のレベルが低いままでは、依然として低次なものしか感受できませんし、無理に成果を出そうとすると、前項にありましたように、エゴを喜ばすだけの混乱を招くものばかりに波長を合わせることになるからです。

人間を受信器に例えれば、その周波数の分解能と波長幅が重要で、私達が未発達の場合はその感度も低く、ほとんどが何も聞こえない状況が続きます。しかし、成長して感度が高くなると受信器本来の性能を発揮できるようになり、より繊細な放送番組を受信することができるようになります。


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