ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落215 [2010-03-11]

215 These emanations are the source of many of the confusing "messages" supposedly being received from people on other planets. You will notice they are filled with personal names, predictions of events to come, (usually dire), and divisions of all sorts. To all and sundry, they give personal messages confirming and condoning hidden desires in the heart of the recipient. These should be disregarded, for they are worthless to us in our present growth.

215 こうした放射物は他の惑星の人々から受信したものと想定され、多くの混乱を与える「メッセージ」の源です。それらは個人の名前や今後起る出来事の予言(通常は悲惨なもの)、またあらゆる種類の分裂で満たされています。各自に対しそれらは受信者の心の中の隠れた願望を確認し、容認する個人的なメッセージを与えます。これらは無視されなければなりません。何故なら、それらは私達の現在の成長にとって価値のないものだからです。





【解説】

いわゆる深層心理とか潜在願望とかとして説明される「インスピレーション」の類いの多くは、仮に本人が何らかの印象を感受していたとしても、本項で述べられているような源泉から来たもので、価値が無いどころか有害でさえあるということです。よく霊能者が来るべき災害を予言しますが、それらの多くは宇宙にさまよう低次な波動を持った想念に影響されているに過ぎないと本項は述べているのです。

貧しいながらも、私の経験上、優れた想念ほど、微妙でかすかなもののように考えています。もちろん、言葉にもならず、静かな中で何か存在するという感じ、あるいはその示唆する行動を自分の意志を入れずに素直に行動した結果、はじめてあれはインスピレーションであったと気付く有り様です。そこには言葉で表現できるようなものは何もなく、直接的に行動を示唆するようなものだと考えています。従って、本項に例示されている予言等は言葉が飛び交っているという意味でも、印象のレベルとしては低次なものと見なした方が良いと思われます。

私達が求める印象は、もっと静かで言葉ではなく、直接、行動を促したり、解答をイメージさせたりするもので、瞬時で微妙なものだと考えております。


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