ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落214 [2010-03-10]

214 So we can see that surrounding us in space are planets below us in development, and others far beyond the scope of our understanding. Impregnated vibrations from both lower and higher planets, through the blending and interblending of the Cosmos, influence our world in an ever-changing pattern.

214 ですから、宇宙の中で私達を取り囲んでいる惑星は進化において私達より下位にあるものもあり、一方では私達の理解の範囲をはるかに超えたものもあることが分かります。低次と高次の両方の惑星から帯びた振動は、大宇宙による混合を混和作用を通じて、永遠に変化し続けるパターンの内に、私達の世界に影響を与えているのです。





【解説】

もちろん意識レベルの遠隔的な想念伝達もありますが、物質自体、即ち原子が保持する想念振動に触れることで、その想念を感知することも多いことでしょう。本項ではこれら物質(原子)が宇宙空間を行き来する中で、個人に触れてその想念波動を感知することについて述べています。また、逆に言えば、私達の日常的に抱く想念も私達が放出する様々な物質を介して宇宙にまき散らされることでもあります。

とかく私達は宇宙から来るもの全てを神聖なものと崇めがちですが、実はその中には私達より低次な惑星を起源とするものも含まれています。問題は低次から高次に至る様々な波動がある中で、自分として何を志向してアイデアを求めて行くかということでしょう。この原点さえしっかりさせて置けば、余分な雑念は何時かは消えて、十分なるヒントに巡り合えるものと思います。生物にも多様性が必要であるように、宇宙にも多様性が存在するという訳です。


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