ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 3章 段落207 [2010-02-25]

207 These are but a few examples of what I meant when I referred to impressions as being from effect to effect. This thought can be enlarged upon almost indefinitely; the only limitation placed on it is the scope of our imaginations. Each person should search thoughtfully into his daily life, recognizing and studying as many of these examples as possible. The key to opening the consciousness to commune with the Cosmos, is a thorough, impartial analysis and understanding of . . . mind. For it is through consciousness man expresses; so the better his understanding of the many pases of creation which are capable of influencing his mind - both from within the body, and from space itself - the more comprehensive will be his understanding of Cosmic Cause.

207 これらは、私が結果から結果への印象と表現した時に意味したことの多少の事例でしかありません。この考えはほぼ無限に拡大出来ます。唯一置かれた限界は私達の想像力の限界です。各自はこれらの事例を可能な限り多く見つけ出し、学びながら自分の日常生活を注意深く調べ上げるべきなのです。各自の意識を大宇宙との交流に開くカギは、......心を完璧に片寄らず分析し、理解することです。何故なら、人が表現するのは意識を通じてであるからで、肉体の内からと宇宙自体の両方から自分の心に影響を与えることが出来る多くの創造の経路を良く理解すればするほど、大宇宙の因の理解は幅広いものとなるでしょう。





【解説】

人の感情が及ぼす影響について記した第3章のまとめが本項です。これまで人が発する感情が自身の肉体や周囲の者達に大きな影響を与えていること等を学んで来ました。それら心の動きを本来の姿に持って行く為には、どのようにしたらよいかを本項でまとめています。

この場合、ポイントは心自らが自分の置かれている状況を想定して見て、その中に印象類に対しどのような内容が感受されるかを探知し、大自然の様々な働きを観察し学ぶということです。自ら設定した宇宙観に対し、その真相を自分自身の感覚によってそこに流れる印象類と接し、真実を一つ一つ確認して行く作業が必要だということです。進歩は決して短期間では達成できませんが、人の生まれ変わりを視野に入れれば、毎日少しずつの進歩こそ大切であることが分かります。


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