ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 3章 段落205 [2010-02-23]

205 Authorities now recognize it is the delinquent parent rather than the delinquent child who is the real culprit. This delinquency is not confined to the neglected child, for many of these young criminals come from homes where they have been given every advantage; but it would be interesting to make a survey of the mental outlook of their parents.

205 今や当局は本当の元凶は非行の児童よりは非行の両親であることを認識しています。この非行問題は捨て置かれた児童に限定されるものではありません。何故なら、これら若い犯罪者達の多くは、あらゆる便益を与えられた家庭から出ているからです。しかし、彼らの両親達の心の視点について調査することは興味深いことでしょう。





【解説】

ここでは子供に与える親の影響、とりわけ精神面即ち心の有り様についての影響が極めて大きいことが述べられています。物理的な環境というよりは精神レベルの真面目さや信仰心が子供に大きな影響を与えているのです。家庭におけるこれらの要素が幼児が発達する過程で特に重要だということです。

一方で同じ惑星でも国によって、地域によって社会状勢は異なりますし、各家庭の状況も様々です。そういう意味では宇宙広しと言えども、各自の進化に必要な環境は数少ないものと思われます。今回の人生で自分は何を学ぶ為にここにいるのかを知ろうとすることは、その場所を用意してくれた創造主の配慮に感謝することもつながります。


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