ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 3章 段落199 [2010-02-15]

199 You can easily demonstrate this in your own life. Consciously implant a thought of worry or anger in your mind, then study the effect it has on you. You will notice a feeling of heaviness spread rapidly through your body as the discordant thought impinges its influence upon the cells, disrupting their normal activity. Still holding the thought, watch how the law of affinity attracts impressions of a similar nature; and how each additional thought adds to the weighty feeling in the body. Here, we are breaking Nature's fundamental law of harmony. And because of the barrier of tenseness created in the mind, causing inharmonious functioning of the body cells, telepathic reception is almost impossible.

199 貴方はこれをご自身の生活の中で簡単に実証して見せることが出来ます。意識的に貴方の心の中に心配あるいは怒りの想念を植え付けて、その後それが貴方に及ぼす影響を研究することです。その不調和な想念が各細胞にその影響を打ち付け、それらの正常な活動を妨げるにつれて、貴方は重苦しい感じが急速に貴方の身体中に広がることに気付くことでしょう。依然としてその想念を持ち続けた場合、親和の法則が如何に同種の性質の印象類を引き寄せ、更には個々の加わった身体に重苦しい感じを付け加えるかを観察することです。ここに私達は大自然の調和と言う基本法則を破っているのです。そして心の中に造り上げられた緊張の障壁の為、肉体細胞の不調和な機能をもたらして、テレパシックな受信はほとんど不可能になることでしょう。





【解説】

「病は気から」と言う言葉が示すように、私達の体調変化の多くは心的状況を反映しています。しかし、こう述べることは決して病に苦しみ戦っている方々に対して、誤りを指摘しようとするものではありません。むしろ、各々の病にある皆様に少しでも快復の助けとなるきっかけを御提供できればと思う次第です。ちなみに、アダムスキー氏ご自身も後年は体調不良を訴えていたとも聞いています。もっとも、氏の場合は、私達には考えられないような大きな責任と様々な妨害活動もあったことも、その背景になったことでしょう。

私達の場合、通常の問題は自身の仕事の成りゆきや家族その他の問題に自分の心が支配されていることにあります。本人自身の身体はこのような問題に対して一切の責任はない訳で、ひとえに心が抱く想念の影響を受けていることによって、身体の正常な活動が阻害されているのです。

先日、久し振りに1週間程の海外旅行に出ました。毎度の事ながら、盗難等から身を守り、時刻までにチェックインする等、見知らぬ海外での非日常的な体験は、時に心に不安を抱かせることがあります。そういう時、心をリラックスさせ、印象に従って行動することで思いのほかのラッキーな事が進むことも多いようです。その反面、不安感ばかりが増長すると体調も不良となりがちで、緊張していると思わぬ怪我や事故も起りやすいものです。大切なのは自分の身体がどのような原因要素から影響を受けているのかを見極めて、本当に必要なもののみを心に取り入れることなのです。


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