ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 3章 段落194 [2010-02-02]

194 It does not matter whether we live in luxury, or in poverty; we have the right to choose our thought-patterns. Our bodies may be enslaved by the false economic barriers that have been raised on earth, but our minds are free. Thoughts are ours to control, when we better understand our bodies and our minds.

194 私達が贅沢な暮らしをしているのか、貧しい生活をしているかとは関わり無く、私達には自分達の想念パターンを選択する権利があります。私達の肉体は地上で培われて来た偽りの経済的障壁によって奴隷にされているかも知れませんが、私達の心は自由です。想念をコントロールするのは他でも無い私達ですし、そうすれば私達が肉体と心を今以上に理解することになるのです。





【解説】

聖書のどの部分であったかは覚えていませんが、イエスが救いを求める人々に対し、語った場面がありました。人々のある者は生活の困窮を、ある者は病の治癒を求めたことでしょう。また、別の者は支配者への反旗をイエスに望んだものと思われます。しかし、イエスは一部の病に苦しむ者を治したものの、その者にそのことを他人には黙っているように厳命する等、それらの行為はイエス本来の仕事ではないように振る舞いました。もちろん、支配層への反逆等は行いませんでした。その国の律法に従った行動をとっていたのです。

しかし、イエスは人々の内面について、とりわけ創造主への信仰については、様々な例を用いて人々に説きました。そしてその教えは2000年近く経て、再び進化した諸惑星からの教えとして地球にもたらされ、復活しています。

私達の生活は、生まれた国によって、個人によって暮らす環境は大きく異なります。また、時々の経済的、政治的、社会的な状勢によっても変化するものでしょう。しかし、大事なことは、最も基本的な部分はこのような外的な環境ではなく、その人が日頃心の中に抱く想念パターン、即ち内的な環境であり、これらを改善することで各々新しい生命の息吹きが生まれ、その実行を通じて周囲の環境も自ずと変化して行くことを理解することにあります。


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