ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 3章 段落191 [2010-01-28]

191 The target of our hatred may be totally unaware of our attitude; or if he is aware, he can turn these thoughts aside by refusing to allow them entry. In other words, he can recognize our mental immaturity and not accept these derogatory thought vibrations from us. This adds frustration to our hatred, and causes us still more harm.

191 私達の憎しみの標的は全く私達の気持に気付かないかも知れませんし、或いは気付いてもこれらの想念が入り込むのを拒絶して、それらの想念を脇にどけることも出来ます。言葉を替えれば、私達の精神上の未熟さを認めて、私達からのこれら他人を傷つけるような想念振動を受け付けなくすることが出来るのです。このことは私達の憎しみに失望を加え、私達に更なる害をもたらすことになります。





【解説】

私達が発する想念は必ずしも相手に感知されるとは限らないということです。また恐らく各自はそれなりの自己防衛本能があり、害のある想念に対して身構えたり、やり過ごしたりする機能があるのかも知れません。その場合、発せられた想念は受け取られる相手のないまま、結局は発した本人の元に戻って来るのではないでしょうか。

従って、こうした他人に害を与える想念を発すること自体、理由の如何に関わらず、避けねばならない訳です。反面、他人を助けたい、力になってあげたいとする気持はやがて、自分自身にも作用するとも言うことが出来ます。

私達は想念の立場から観れば、いわば狭い空間に生きており、互いに密接な影響を及ぼしあっているのです。


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