ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 3章 段落187 [2010-01-22]

187 We have ready proof that whatever thought a man holds in his mind affects every cell in his body, for his outward expression gives ample evidence of this. Anger quickens the respiration, raises the blood pressure - even to the point of apoplexy - causes the muscles of the body to tremble, and distorts the features. So it is obvious that it is not the brain alone which is affected; for every cell in the body reacts to the violent emotion. What is more, emanations radiating from that body can fill a room.

187 私達には人が心の中で抱く想念は何であれ、自身の肉体のあらゆる細胞に影響を与えることについて、いつでも準備できる証拠があります。何故なら、人の外的な表情はこれに対する十二分の実証を与えているからです。怒りは呼吸を早め、血圧を卒中する所までさえも上昇させ、身体の筋肉を震わせ、顔の表情を歪めます。ですから、影響を受けるのは脳だけではないことは明らかです。何故なら、肉体のあらゆる細胞がその暴力的な感情に反応するからです。そして更にはその肉体から放射された発散物が部屋を満たすことも起り得るのです。





【解説】

よく想いは実現するとありますが、自身の想いを直ちに反映するのがその人の肉体細胞ということになります。どのような想念も肉体細胞には隠すことは出来ません。本項に解説されているように、私達の感情は体内の奥深くまで、その影響は及びます。もちろん、長年、それらの感情が継続すれば、身体自身の形も変化して、顔かたちもそれに呼応した変化を遂げるものと思われます。何年かの間に大きく顔の表情をやつれた人、或いはいつまでも若い表情を保つ人等、様々ですが、若さを保つ人には、それなりの若い気持が体内に染みわたっているものと思われます。

そういう意味からは、アダムスキー氏の周囲に居た進化した惑星の人々は皆、年齢とは関わり無く、若さを保ち、いつも新鮮で楽しげな人物であったとされています。その典型が宇宙船内で会見した長老です。本項では破壊的な感情についての記述ですが、もっと自由活発な創造的な想念を自覚すると、体内隅々にまで、その効果が浸透し、肉体の老化が起らないことが想像されます。

古来から、美しいものを見ること、とりわけ万物の創造主をイメージした絵画や彫刻を見ることが尊ばれて来ました。それは、私達の見習うべき手本として、これら心静かな温和な存在を見詰めて来たことに背景があるように思っています。


第2部 3章 段落186 [2010-01-21] <<  |  >> 第2部 3章 段落188 [2010-01-25]