ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 3章 段落185 [2010-01-20]

CHAPTER V

Effect of Emotions on the Body Cells

185 The little cell chemists within us perform their duties according to an exact pattern laid down by nature. But if through fear, anxiety, or anger, the mind distorts this pattern by over-activating certain glands in the body, the whole "assembly line" is thrown into confusion. The Master Builder, anticipating all situations, has provided both animals and humans with the ability to summon super-strength, unaccustomed agility, etc., when the body is in danger, by over-stimulation of these glands. This is the law of self-preservation in operation.



第3章

肉体細胞に及ぼす感情の影響

185 私達の体内の小さな化学者達は自然によって敷かれた一つのパターンに正確に従って、自分達の任務を果たします。しかし、恐怖や不安、怒りを通じて、心は体内のある種の分泌腺を過剰に作用させることによって、このパターンを歪め、全体の”流れ作業”が混乱に陥れられます。偉大なる棟梁(訳注:創造主)はあらゆる事態を見越して、動物や人間に、その肉体が危険にさらされた時に、これら分泌腺を過剰に刺激することによって、超人的や尋常でない俊敏さを奮い立たせる能力を与えているのです。これは自衛本能が作用する法則です。





【解説】

私達の心が発する極度な感情は体内の正常な生命維持活動を阻害するという訳です。心が発する感情は、個々の細胞にとって見れば、「御主人の一大事」として受け止められ、本来は正常な活動を行っているべき状況にも拘わらず、あたかも一身上の危機状況が襲って来たかのように臨戦体制に入ることになります。その結果、もし何度となくこのような状況に至る場合には、肉体細胞はその対応に疲弊してしますことでしょう。

これら緊張状態は身体に余分な負担をかけることになり、老化を早めるものと思われます。本来、人間は伸び伸び生きることが望まれており、古くから真理を悟った人々はこのことを理解していたようです。例えば、天理教の教祖である中山みきの「陽気暮らし」や天地を創造した神に従って、楽しく(悩む心を解放して)暮らせと伝えられたとされています。その他多くの教師が他力本願を基調とした教えを説いており、大自然の潮流に従った、言わば印象に従う生活を送れと言っているように思います。


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