ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 2章 段落183 [2010-01-18]

183 Does this help you to see how important is your approach to life? how all lives are intertwined? Do you, through your anxieties and fears, keep those near you uncomfortable and upset? If so, recall the change the woman brought into her life once she had released her anxieties. Where, before her illness, her body cells were a tense, nervous mass because a chair was out of place, they now radiate a calm, peaceful feeling that is soothing to those around her. Face yourself honestly . . . for the truth cannot be hidden from your body cells.

183 このことは貴方に生活に対する貴方の接し方が如何に重要であるか、全ての生命が絡み合っているかについて理解する助けになっていますか?貴方は貴方の不安や恐怖を通して貴方の近くの者達を不快と混乱状態にさせていますか?もし、そうなら、この婦人が自分の不安を解放してから自分の生活にもたらした変化を思い起こして下さい。病気の前、椅子が一つ所定の場所から外れただけで、彼女の肉体細胞は緊張した神経質な塊になりましたが、今やそれらは周囲の者を落ち着かせる静かで平穏なフィーリングを発しています。正直に自分を見詰めて下さい。貴方の肉体細胞から真実を隠すことは出来ないからです。





【解説】

自分が発する想念は例え言葉にならなくても、各自の肉体の細胞達は直ちにこれに反応し、それらが発する印象は他の者の肉体細胞に感受され、影響を与えることは、とりも直さず万物が想念(印象)によって密接に影響し合っていることに気付きます。

従って、家であれ国であれ、そこに暮らす人々は各々何らかの雰囲気を持つようになることがこれによって分かります。もちろん、制度や気候、社会情勢等の外的要因もこれに加わっていることでしょう。しかし、一番の問題は各自が自分の生命(生活)にどのように向き合って、即ち、どのような想念を発し、印象を感受して、その日一日を送っているかにあります。その一日一日の過ごし方がその家族や国を構成していると言ってもよいでしょう。

私達の肉体細胞が私達の抱く想念に極めて鋭敏に反応することは、時々の身体の不調の多くが精神面の問題から来ることからも良く分かります。かつて、ウエイン・ダイヤー氏は「悩みは何処になるか?」について、講演で「それは貴方の外(即ち外界、自然界)には無く、貴方の頭の中にあるだけだ」と明解に述べています。即ち、創造主が造った自然界には悩みや心配事は一切なく、それは貴方自身が頭の中で作り上げたものに過ぎないという訳です。


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