ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 2章 段落170 [2009-12-21]

170 For instance, living tissue taken from the body of a chicken has been kept alive for years without the aid of brain, spinal cord, or sense organs; not merely preserved but actively growing, or multiplying in cell composition. It is true that this tissue could not continue to live if it were not supplied with proper heat, moisture, and the necessary food; but if the cells of this living tissue were not conscious entities, how could they know how to assimilate the elements provided for their maintenance?

170 例えば、ひな鳥の身体から取り出した生きた細胞組織は、頭脳や脊髄あるいは感覚器官の助けがなくても、何年も生き続けられました。単に保存されたということではなく、活発に生育し、即ち、細胞分裂をし続けたのです。この細胞組織が適切な温度や水分、そして必要となる食物が提供されなかったとしたら、生き続けることは出来なかったのは確かです。しかし、この生ける細胞も組織が意識ある実体でなかったとしたら、どのようにして、それらは自分達の維持の為、提供された元素を取り込むことを知り得たのでしょうか。





【解説】

各自の肉体の細胞自体が「こうしたい」、「こうありたい」という意思があり、それに必要な元素を自ら摂取して、その実現を果たすという訳です。これら細胞の活動には本来、誤りはありません。宇宙意識と同調しており、到底、人智が及ばない奇跡的とも言える肉体の維持を成し遂げていることから、それが分かります。

問題は、これら各自の細胞とその肉体の主人公であるべき私達がどのように対するかです。単に全てをこれら細胞達にお任せしますというだけでは、進歩は望めません。そこで考えたいのは、私達を何万年も先行する宇宙人社会の中でどのような学習が行われているかです。アダムスキー氏を通じてわずかに伝えられていることは、彼ら宇宙の兄妹達は年齢に関わらず学習を継続しており、ある分野の理解者が他を教え合う、一週間の内、社会の為に働くことと自ら学ぶこと、生活を楽しむこと等をバランスのとれた生活を送っているということです。また、驚く程、大勢の人々が宇宙旅行に出て、違った世界を自ら体験するとのことです。

これらは宇宙の広大さを自覚し、自らに与えられた命が如何に宇宙に調和し、関連しているかを学ぶためでもあるのです。何処に行っても、同様なパターンの生命体が存在することを理解することで、改めて自らの細胞達の宇宙的価値が分かるということでしょう。


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