ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 2章 段落162 [2009-12-09]

162 In man, as in the flower bed, the same atoms merely form new cells. Remember the law of affinity, the action of attracting and repelling, is the foundation of the universe. And these tiny atoms, so complete in themselves, obey unquestioningly the Cosmic Intelligence which, through the Mother principle, Matter, has brought them into being. They do not lose their individual identity, but rather, add one more experience through the new manifestation.

162 人においても花壇におけるのと同様に、同じ原子群が新しい細胞群を形成するだけです。親和の法則、即ち吸引と反発の作用が宇宙の基礎であることを忘れないで下さい。そしてこれら微細な原子達は、それら自身が完璧である為、宇宙英知に疑問を挟むことなく、従い、母性原理である物質を通じて生を受けています。それらは自らのアイデンティティを失わず、むしろ新たな創造を通してもう一つの体験を加えるのです。





【解説】

宇宙創世の昔から、ここにある原子は創造主の用いる材料として、絶えず創造の過程に関わって来ました。場合によっては、惑星の範囲を超えて遠い宇宙を旅することもありました。しかし、文中の「花壇」の例のように大部分は惑星の範囲内で輪廻を繰り返して来ていることは明らかです。

当然に、その生い立ちや過去に記憶した感情の多くが、今日まで個々の原子に蓄積されているということになります。その結果、あまりに急速に印象類を感じたいと思うことは、逆に危険でもあるのです。感受性が高まることは、これら古くからの辛い印象も拾い易くなるからです。

私達がテレパシーを身につけようとするのは、こうした過去の辛い体験を味わう為ではありません。もっと創造主の近くで、明るく楽しい充実した生涯を送ることにある筈です。即ち、創造主の指導に声にこそ、耳を傾け、目を凝らす必要があります。取りあえずは、やって来る全ての印象類を受け入れはしても、自分の生き方に取り入れる際には慎重さも必要になります。


第2部 2章 段落161 [2009-12-08] <<  |  >> 第2部 2章 段落163 [2009-12-10]