ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 1章 段落159 [2009-12-04]

159 But to return to the true cell memory; because all manifestation consists of atoms, which, through creation and recreation are used and reused to make forms, the interrelationship between all things is self-evident. The atoms which now make up your physical body, previously contributed to the construction of innumerable other bodies and forms. And like the cells of the dwellings mentioned earlier which were impregnated with the vibrations received from the occupants, the cells of the body will carry memories received from each manifestation.

159 しかし、真実の細胞の記憶に戻れば、全ての創造物は原子から構成されており、それら原子は創造につぐ創造に何度も再活用されている為、万物の間に相互関係があるのは自明のことです。今や貴方の肉体を作り上げている原子達はかつては無数の他の肉体や形有るものの建造に貢献して来ました。そして以前述べた住居の細胞のように、占有者から受け取った振動を染み込ませており、肉体の細胞も個々の創造物から受け取った記憶を運ぶのです。





【解説】

期せずして、本文の内容は以前の解説と同じものとなっていました。本講座を続ける中で一つ一つの段落については丁寧に読み解いているつもりですが、先の段落までは十分、目を通してはいません。それでもほぼ似た記述に当るというこおてゃ、アダムスキー哲学の平易さを表わすものと言えるでしょう。

しかし、これは本講座が宇宙を貫く大きな真理や法則を掴んでいるからに他なりません。法則や皆、簡素なもので、誰もが理解できるものです。この各原子が天地創造の昔から様々な創造物に使われて来たことは誰もが知識としては持っている訳です。その中で、原子は一つ一つに記憶があるということになると、私達の認識は一変して拡がることになります。

また、万物の一体感という修行者のいわゆる悟りの感想もありますが、これも自分の肉体の各原子とのコミュニケーションが確保出来れば、様々なものに分散、共有されている自らの分身を認識することで、親近感が湧くという解説も可能です。まさに万物に神宿るの心境です。

いずれにせよ、原子が記憶を運ぶということになれば、各自が自分の中に莫大な図書館を携帯しているとも言えるでしょう。利用しないことは「もったいない」の極みです。


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