ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 1章 段落155 [2009-11-30]

155 Let us now sow a totally different species in the bed. These new seeds will draw their sustenance from the soil enriched by the decomposition of the first plant, and in so doing they will use the very atoms that once made up that plant. Therefore, these same atoms are now bringing a new form into manifestation, yet basically, they have in no way been changed.

155 今度は苗床に全く異なる種のタネを播いてみましょう。これらの新しいタネは最初の植物の分解物によって豊かになった土壌から自分達の滋養分を取り込むことでしょう。また、そうする中で、それらは以前の植物をかつて作り上げた同じ原子を用いることになるのです。それ故、今やこれら同じ原子が新たな形あるものを現出させており、しかも原子は基本的に何ら変わっていないのです。





【解説】

私達の目には枯れて朽ちて行く植物には寂しさが感じられ、命のはかなさを思い起こさせますが、物質界の真理は本項で述べられているように、常に肯定的で明るいということです。原子レベルで見れば、万物に不安定なものはなく、常に活動の状態にある訳です。

庭を地球に置き換えれば、地球上のものすべてが真実、血肉を分ちあう兄妹であることがこのことから分かります。自らの肉体の一部が他人と共通し、入り交じっているからです。

このことはごく当然に化学を学ぶ者が気付く内容であり、地球人の概念は科学の進化とともに育てられる必要があります。バックミンスター・フラーは著書「バックミンスター・フラーの宇宙学校」で私達が宇宙に上下が無いことを知識として知っているものの、依然として北を上として、極地方が実際より広がったメルカトール地図を日常使用している等、私達の概念が旧態依然のままに留まっていることを指摘しています。私達に必要なことは科学で得た知見をどう解釈し、自らの人生観に生かすかにあります。


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