ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 1章 段落153 [2009-11-26]

153 Primal Matter, the Mother principle of creation, preceded form . . . and is indestructible! Through the law of attraction and repulsion the tiny atoms composing matter are gathered together to build a form; but eventually that form will disintegrate and the atoms will be set free, to be used again in manifesting yet another form. For, "dust thou art, and unto dust shalt thou return," Gen. 3:19.

153 創造の母性原理である原始の物質は形に先立って存在し、それは不滅のものです。吸引と反発の法則を通じて物質を構成する小さな原子は形あるものを作り上げる為、集められているが、いつかはその形あるものは分解し、その原子は自由にされます。更に別の形あるものを再び現出するのに用いられる為に。何故なら「汝はチリゆえにチリに帰る」(創世記第3章19節)からです。





【解説】

形あるものが、その形を形成する以前に、ある原始の物質状態のことを本項では触れています。この原始の物質(Primal Matter)どはどのようなものであったかについては、本文からある種のガス状物質であったことが推測されます。つまり、形の無いガス状の物質(原子)が元となって全ての形あるものが作られたという訳です。

一旦、こうして宇宙が創られた後は、その中で物質の輪廻・循環が行われます。私達生物はもちろん、水や空気、あるいは鉱物でさえ、自然の循環の中で、気体や液体、固体を経て、状態を変化させますし、化合物も変わります。こうした中で各原子は次々に新しい体験を得るのです。

こう考える時、私達各人が出来ることは、日々私達の身体にたままた組み入れられた各原子達に優れた体験を積ませることです。再び何者かの身体を構成する際に役立つ知識を付与すること、安定したより高い振動を帯びさせることが最大の任務であるのです。


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