ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 1章 段落149 [2009-11-19]

149 The average person is generally little concerned with the composition of space, for he conceives it to be a vast void existing between planets. The suns, planets and planetoids visible to the eye, he recognizes as form; but the space between these bodies appears to him as nothingness. However, our scientists know that space is a sea of activated attracting and repelling force, always in motion.

通常の人は一般的に宇宙空間の構成物にはほとんど関心がありません。何故なら宇宙空間は現存する惑星の間にある膨大な空(カラ)の空間だと考えているからです。太陽や惑星それに小惑星を形あるものと認識していますが、それら天体の間の空間は何も無いように見えているのです。しかしながら、私達の科学者は宇宙空間は活性化された吸引と反発の力から成る海であり、常に活動状態にあることを知っています。





【解説】

地上に暮らす私達の日常は宇宙空間とは離れた場所に留まっている為、普段、宇宙空間を意識することはあまりありません。唯一、宇宙空間の存在に気付くのは夜空に多くの星を見る時です。

この宇宙空間と地上の空間との境目は実際、無いと言って良いと思いますし、私達の日常暮らす大気圏は宇宙空間と繋がっており、実際には日々の気象変化等を通じて、その影響を受けているものと思われます。

先日も早朝の空を見る機会があり、日の出前の月を観測していました所、太陽が登り始めると途端に雲の動きが活発になることに気付きました。太陽の熱が雲に変化を与えたのです。また、月面は地球の大気層の影響から絶えず揺らぐ様子も観測され、月と地球との間の空間の様々なガス層の影響があることも分かりました。

この宇宙空間の諸活動については「宇宙ホタル」と称せられたような様々な活動も知られており、また「2001年宇宙の旅」の中の木星への飛行シーンの中にも輝く光体群の活動が描写されています。このように惑星の揺りかごである宇宙空間には全てのものを造り出す創造の場としての大きな意義があるということを認識して置く必要があります。


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