ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 1章 段落145 [2009-11-13]

145 Ninety-nine people out of every hundred consider thought only in relation to the human brain. They would be amazed to learn that every cell in their body, as well as every cell constituting any other form, is a thought-producing unit; for all manifestation is composed of atoms. We receive the illusion of divisions because of the different vibratory rates of the atoms; but in actual fact, the basic atoms making up the human body, and those manifesting as minerals, are the same. Thus, when we have an understanding of our true relationship to, and oneness with, all creation, we will be able to commune consciously with all phases.

145 毎100人の内、99人が想念というものを人体の脳とだけに関連して考えています。しかし、彼らは自分達の身体の一つ一つの細胞が他の形あるものを構成している個々の細胞ともども、想念を作り出す単位であることを知れば驚くことでしょう。私達は原子群の振動の違いの為に分裂の幻影を受け入れていますが、人体を構成している基本的な原子と鉱物を現出させている原子は同じものです。従って、私達が全創造物との真の関係と一体性の理解を得れば、私達は全ての段階のものと意識的に交流することが可能となることでしょう。





【解説】

各自の肉体の細胞の一つ一つ、更には細胞を構成する原子の一つ一つが想念を発し得る存在であることは驚きです。人体には60兆個もの細胞があり、まるで地球上の人類が地球という惑星を構成しているように、人体は一つの星のような存在であり、全体として進むべき方向をその総意として決定すると同時に運命共同体でもある訳です。また、細胞を原子レベルで見れば、更に同程度の数の原子からなる世界が展開します。

もちろん、これら各レベルの運命共同体は当然、全体としてのあるべき方向に向けて相互に協力し合っている筈ですから、私達には莫大な数の協力者が存在することになります。このように考える時、私達には無限の智恵の参謀が居て、時々に応じて、必要なアドバイスが得られることが分かります。実はこれほどのスタッフを抱える組織は他になく、私達は大変、恵まれた環境の中に生きていることを実感しなければなりません。


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