ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 1章 段落144 [2009-11-12]

144 Those who receive these impressions are often referred to as "sensitives," but when properly understood, this is nothing more than an automatic reaction to the world of effect In other words, the effect of the strong emotions absorbed by the cells of the buildings, affected the individual. This is one phase of telepathy where the "feeling" within us is altered to, or communicates with, so-called inanimate substance.

144 これらの印象類を受信する者はしばしば「霊媒者」と評せられますが、適切に理解すれば、このことは結果の世界への自動的な反応以上のものではないのです。言い替えれば、建物の細胞によって吸収された強い感情の影響がその個人に作用をもたらしたのです。これは私達の内側の「フィーリング」がいわゆる無生物の物体によって変えられたり、それらと意思疎通を行うというテレパシーの側面の一つです。





【解説】

持ち物からその持ち主の雰囲気が分ったりする能力は、これまでは超人的な能力とされて来ましたが、どうやらそれもこの講座の内容を身につければ、一般の方でも能力を発揮できることが分かります。

その為には、日常から印象を大切にする生活を送ることが必要です。とかく私達は文字その他の結果の世界に表現し直された、いわば確定、固定されたゆるぎない根拠、事実を積み重ねることで社会を成り立たせて来ました。確かに今日の文明発展の源になったのは、文字を持ち、記号を発明したからに他なりません。

しかし、その結果、物体発現の発端となるべき言語にならない前の印象や想念はおろそかにされて来ました。一部の芸術活動には必要である以外は、日常生活ではそのような漠然とした対象は無視され続けています。

この印象や感情を如何に良質なものに保つか、また、それらに鋭敏になるかについて日常生活の中で注目し、自ら重きを置く生活をすることが望まれます。


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