ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 1章 段落142 [2009-11-10]

142 So we have proof that bricks and mortar do not make a house a home -- for a home is made from the harmonious thoughts of the people living in it. If at all possible, we will avoid the first house after our initial visit, for we will never feel at ease there; but we will revisit the second house as often as the opportunity presents itself.

142 ですから、レンガやモルタルが家屋を家庭に築く訳ではないという立証がある訳です。何故なら家庭というものはその中に暮らす人々の調和ある想念から作られるからです。もし出来ることなら、私達は訪問の後、最初の家は避けようとするでしょう。何故なら私達はそこでは決して落ち着かないからです。しかし、二番目の家は機会があれば何度も再来したいと思うことでしょう。





【解説】

真の家庭とは家の材質や大きさ等の目に見える結果の世界の問題ではなく、その家に住む者が発する想念が作り出すものであるということです。各家庭は私達各自が日々過ごす場所であり、そこで発する想念が「家庭」を構成するとなるとその家庭の想念雰囲気は自分自身の反映として受け止めなければなりません。

野生動物達の巣穴はもちろん、同様な意味において家庭であり、幼いヒナ達の巣立つまでの間のシェルターでもあります。人間の家と比べて、厳しい環境の中でそれらは粗末な材料から作られたものですが、それでも冬の寒さから身を守る和やかな雰囲気があることでしょう。

また、人間の成長と共に、家庭の想念レベルも高次なものに進化して行くことが想定されます。そしてそれら家の材料として自らを提供してくれた木々や草木その他に対して、より高次な想念で感化することがそれら奉仕してくれた者達への住う人の役割であるように思います。


第2部 1章 段落141 [2009-11-09] <<  |  >> 第2部 1章 段落143 [2009-11-11]