ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 1章 段落141 [2009-11-09]

141 Now, let us take an example of how equally strong, constructive emotions impregnate a dwelling. When we enter another house, a warm feeling of friendliness greets us at the door. In contrast to the first, the rooms may be small, the carpet thread-bare, and the view from the windows confined to shabby cottages across a narrow street; but the cells of this dwelling have been impressed with harmonious thoughts of love and laughter; and we instinctively respond to these emotions. We will find ourselves smiling unconsciously, and will settle back to absorb this feeling of peace.

141 今度は、如何に同様なる強い建設的な感情が住居に染み込むかの例を取り上げましょう。私達がもう一軒の家に入ると、暖かい友好的なフィーリングが玄関口で私達を迎えます。最初の事例の家とは対照的に、部屋は狭く、カーペットは擦り切れ、窓からの眺めは狭い通りの向かいの古びた田舎屋が見えるだけです。しかし、この住居の細胞達は愛と笑いの調和ある想念によって印象付けられていますし、私達は本能的にこれらの感情に反応します。私達自身、無意識に微笑んでいることに気付きますし、この平和なフィーリングを吸収する為、ゆったり椅子に座ろうとすることでしょう。





【解説】

人々が放つ想念は周囲の物体に吸収され、残留するということです。これについては各地に残る仏像をはじめとする信仰の対象物についても同様の効果があるものと思われます。

最初は森に生える樹木であった木が、仏師により仏像として彫られた後は、人々の祈りの対象として長年月、人々の願いを受け止めることとなります。歳月を積み重ねるにつれて、木像は次第に深みを増し、今度はその像を見る者に何らかの印象を与えるようになることでしょう。像に向けて人々が発した想念が、木像に移って効力を発するようになる訳です。

また、日々発する想念は、その最も近い物体である各自の身体にこそより大きな影響を与える訳で、健全な身体を維持する為には、先ず健全な精神を維持発展させることが肝要です。


第2部 1章 段落140 [2009-11-06] <<  |  >> 第2部 1章 段落142 [2009-11-10]