ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 1章 段落140 [2009-11-06]

140 If we trace this feeling to its source, we will find one of two things. Either a tragic or terrible incident, involving the destructive emotions of intense fear and vehement hatred, occurred here, which impinged these emotions upon the cells (or atoms) of the house; or the thought-patterns of former occupants, or of those now living here, have filled the atmosphere with hatred, greed, selfishness and animosity. In either case, if people live continually surrounded by these strong emotions they will be affected adversely by them. It can, and usually does, bring dissension into their lives.

140 もし私達がその源泉に向かってこのフィーリングを辿るなら、以下の二つの事柄のいずれかを見い出すことになるでしょう。強烈な怖れと激しい憎悪の破壊的感情が含まれた悲劇的あるいはひどい事件がここで起き、それがこれらの感情をその家の細胞(あるいは原子)にぶつけたか、あるいは以前の居住者、または現在ここに住んでいる者達の想念パターンが辺りの雰囲気を憎しみや貪欲、わがままや恨みで満たしているのです。いずれの場合も、もし人々がこれら強い感情に囲まれて継続的に暮らしていると、それらによって悪影響を受けることになるでしょう。それは人々の生活に不和をもたらす可能性がありますし、通常は実際、そのような影響を及ぼしているのです。





【解説】

想念波動に鋭敏になる程、本項に書かれているような言わば物体に反響しているような残留想念にも、数多く気付き、場合によっては影響を受けることもあるのです。

私達よりはるかに進化した宇宙兄妹達はテレパシー能力に優れている為、当然にこれら地球上の低次な残留想念にも遭遇しているものと思われます。彼らにとって地球での生活はこれら低レベルの想念帯の中にあっても、それらから影響を受けず、それらを浄化する役目を果たしてこそ、来訪の目的が完遂される訳です。聖書の中にもイエスが当時の監獄の中に入っても何ら影響を受けなかったとされているのは、こうした周囲から発せられる想念の影響を受けない程、高次な魂であったことを伝えるものです。

しかし、このような体験は本人の技量に応じて対応した方が良いと思われます。つまり、自らの印象に従って避けたいと思えば、敢えてその場に入る必要はありません。問題はそれら低次な想念を優しく包むような態度で接することであり、恐怖したり、嫌悪したりすべきではありません。それら地上のもの全ては私達地球に生きる者の共有物であり、私達自身にも何らかの原因があるからです。


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