ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 1章 段落138 [2009-11-04]

138 While this combination of thought vibrations bombarding us at all times staggers the imagination, if we take one vibration at a time it becomes understandable. A common example of how thought, or violent emotion-bear in mind that emotion is the expression of strong thought-will impregnate itself upon matter, can be found in the atmosphere of a dwelling.

138 この想念波動の組み合わせが常に私達に衝突して来るということは想像力をも驚かすものである一方、私達は一度に一つの想念を捉えるようにすいれば、その想念は理解できるものとなります。如何にして想念ないしは暴力的な感情、即ち感情は強い想念の表れであることを覚えておいて欲しいのですが、それらが物体にしみ込むようになるかは、住居の雰囲気の中に見い出すことが出来ます。





【解説】

私達が諸々の想念からなる想念の海に暮らしている中で、如何に鈍感であったとしても想念の影響から離れることは出来ません。良くも悪くも様々なレベルの想念が私達の身体に絶えず衝突して来ています。しかし、一度にあまりの多くの波動が来る場合、多数の音楽が同時に演じられるのと似ていて、それらをコントロールしなければ、却って混乱が生じます。そこでやって来る多数の想念の内、自分に必要なものを一度に一つだけ受け入れれば良いと言っているのです。

一度に一個だけ集中的に受け入れることは、ある種の秘訣かも知れません。

また、中には強烈な想念や感情は物体にも浸透すると本項では述べられています。放った本人以外の者にも、更には物体にまで残留する想念の力は強力であり、古代の加持祈祷の類いは、これら人の発する想念の力を利用したものと思われます。言い換えれば各自の日々発する想念の力にもっと気付いて、その正常なる適用を促す必要があるということです。


第2部 1章 段落137 [2009-11-02] <<  |  >> 第2部 1章 段落139 [2009-11-05]