ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落135 [2009-10-29]

135 Self-discipline is necessary before you can take the next step. Therefore, I suggest you keep a daily ledger to check on the thoughts and emotions that have influenced you during the day. Note and evaluate each one carefully (both good and bad), then weigh its effect upon your life that day.

135 自己訓練は貴方が次のステップに移る為に無くてはならないものです。それゆえ、私は貴方にその日の中で貴方に影響を与えた想念や感情をチェックする為の一日の記録簿をつけることをお勧めします。(良いものも悪いものも共に)注意深く一つ一つをメモし評価し、貴方のその日の生活への影響を推し量ることです。





【解説】

自己訓練法の一つとして想念観察が推奨されています。どのような想念がその日の自分を支配していたか、良くも悪くも自分自身に明らかにすることです。ここで注意したいのは、その行為をkeep(即ち続ける)ということです。その日一日の記録として、どのような想念が湧き起り、心を支配したかを書き記して客観的に見ることが必要だということです。

この作業、きちんとやろうと思うと実は容易ではありません。私自身も出来てはいません。しかし、アダムスキー氏は「記入をする」ということよりは自らの心を通過する想念を「観る」ことが大事だと言っているように思えます。即ち、単に良し悪しでなく、客観的に自分を見詰めることが大切であり、実は観察する中で明らかになった問題点は、その直後に消失することが多いものです。問題点が明らかになれば、その原因が分かり、たちどころに解決するというのが、私の経験であるからです。実はもやもやした渾沌状態が問題であることが多いものです。

自分自身の心の実態を理解できれば、次なるステップは自然と明らかになるものと思われます。


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