ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落134 [2009-10-28]

134 You must master and control your emotions. Do not be discouraged when your habitual thought-patterns try to oppose your desire to see things in their true state. Remember, you have been building your thought habits all your life. Perseverance will enable you to realize your oneness with all you see about you, and recognize the fallacy of the man-made divisions.

134 貴方は自分の感情を支配し制御しなければなりません。貴方の習慣的な想念パターンが物事の真実の状態を見ようとする貴方の願いに逆らうことがあっても落胆しないで下さい。貴方は貴方の全生涯を通じて自分の想念パターンを作り上げて来たことを思い出して下さい。忍耐は貴方に周囲に貴方が見る全てのものとの一体感を知覚することを可能にし、人間の作り出した分割の嘘を認知させることでしょう。





【解説】

万物との新たな一体感を持つ為にはこれまで培ってしまった習慣的な想念パターン、即ち、「美しい・醜い」、「心地よい・不快」という偏見に満ちた感情を解消する必要があります。しかし実際には、この作業は大変難しい訳です。私達は長年、各々の習慣を作って来ましたが、その習慣は想念のパターンにも及んでいます。自らの生き方、考え方はその人の個性として固まりつつあるからです。

これを乗り越える為には、ひたすら忍耐を伴った努力が必要であり、今日の自分に必要な事柄を見据えて、一刻一刻の湧き出る想念を監視し、方針に合うものだけを受け入れる作業が必要だと言うことです。そうする内に、表面的な区分け、動物や植物の分類等、違いを特出させる従来の手法は意味が無く、各々の類似点や自分との共通点を見い出す中で、万物との一体感が増すものと思われます。既存の常識に囚われずに、自然をじっと見詰め、耳を凝らす中で万物との共感性が進むものと思われます。


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