ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落126 [2009-10-16]

126 By this I do not mean we should accept every unusual thought which enters the mind as being of a universal nature; for as we progress in this study, we will learn that thought comes from many different sources. We have been accustomed to thinking of thoughts as coming only from other human beings; when in fact they eminate from Cosmic Cause, from the very atoms of our bodies, and from all phases of nature. It is obvious therefore, that man should be extremely selective about the thoughts he entertains in his mind.

126 このことで私は私達が心に入って来るあらゆるいつもと異なった想念を、宇宙的性質を持つものとして受け入れるべきだと言っているのではありません。何故なら、私達がこの学習を進めるにつれて想念は多くの異なる源から来ることを学ぶことになるからです。私達は想念は他の人間から来るように思い馴らされて来ました。しかし実際には、想念は宇宙の因から、また私達の身体の中のまさに一つ一つの原子から、そして自然の全ての側面から発せられています。それ故に、人は自分の心に抱く想念については極めて厳密に選択する必要があるのです。





【解説】

様々な想念に気付くよう努力することは大切で、感受性が高まるにつれて多くのレベルの想念が心に入り込むようになります。また、一つ一つの想念については、その実態を絶えず注目する必要があり、進歩するに連れて同調する波長帯もより高次なものになるように思います。

しかし、重要なのは、自分で良しとして心に留め置く想念については、その他一時的に通り過ぎるものと比較して、特に注意深く観察しなさいと言っていることです。長い時間、心に滞留させ、自ら良しとするものについては、他よりもより大きな影響力を持っているからです。

世の中には、想念の発信源は様々ある訳ですから、より適正な源泉からのものを取り入れる必要があります。低俗なものから宇宙的な源泉から発せられる高次なものまで、様々な波長の中で自分に適したものを取込む必要がある訳で、その見極めについては慎重であれと言っているのです。

(注:原文では"an from all phases of nature."となっておりましたが、文脈から"and from all phases of nature."の印刷ミスと解釈しました。)


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