ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落119 [2009-10-06]

119 From this I now understood that Man is a thought in action! The original prototype was projected from Cosmic Intelligence; hence, Man is but an avenue through which Divine Thought expresses.

119 これにより、私は人は活動する想念であることを理解しました。最初の原型が宇宙の英知から投影されたのです。それゆえ、人は聖なる想念が表現する大通りでしかないのです。





【解説】

文字通りに、人の価値や正体はその人を通過する想念によって定まるということです。その人がどのような想念を心に流すのかによって、その人の人格が決まって来ますし、本項で言うようにそれら想念が行動することがその人の人物像になるという訳です。

もちろん、この背景には、私達自身の身体各部は創造主によって望まれた通りの構造、仕組みになっており、その運用を各自、任されている訳です。しかしながら、自分の心に通過させる想念によって各自のその後の経過は大きな影響を受けます。楽しく明るい想念を抱けば、身体も伸び伸び調和ある生命活動を行いますが、逆に苦しみや悲しみ、憎しみ等に浸った場合には、肉体活動は不活発になることでしょう。良し悪しは別として、私達は想念そのものである訳です。

従って、活発な精神レベルは肉体を若々しく保つ一方で、沈痛や落胆等は身体を痛めつける事態になります。そのどちらを選ぶかは各自の自由ですが、少なくても私達の誕生に当っては、創造主の祝福の御意志が各々に向けられ、その結果、私達が誕生したことは明記して置くべき事項です。


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