ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落117 [2009-10-02]

117 In the second chapter of Genesis (or the second creation), we are told how the mists went up from the earth and watered the whole face of the ground, causing the seeds to grow; how out of the ground the Lord God formed every beast of the field and every fowl of the air, and how the Lord God formed man of the dust of the ground, and breathed into his nostrils the breath of life; and man became a living soul. So the Creator, following the patterns that had been formed and pronounced "good," from formless void, brought into manifestation, heaven and earth and all life thereon.

117 創世記の第2章(または第2の創造)において、私達は如何にして霧が地表から上昇して全ての地表面を潤し、種を発芽させ、その地面から主なる神が野原のあらゆる獣と空のあらゆる鳥を造り上げ、そして主なる神が如何にして地の塵で人を造り、その鼻の穴に生命の息を吹き入れられ、人は生きる魂となったと伝えられています。ですから、創造主は造られ、「良し」と宣言されたパターンに従って、形の無い空間から天と地とそれらの上の全ての生き物を創出したのです。





【解説】

本項で印象深いのは聖書で言う人が創造されたパターンが、毎回、人間が誕生する際に母体で営まれていることに再現されていることです。当初は、形なきものであった人間は、精子と卵子の受精後、母体の中で様々な必要物が供給され、遂には母体から外に出て、呼吸を始めます。その呼吸が始まってはじめて人間としての誕生があるのです。この間の人体を創り上げていたものは、全て地上の分子原子のいわゆる塵の類いが原材料になっています。その創造の過程は場合によって変化するということはなく、一定のパターンで進行します。即ち、妊娠第何週はどうなるという具合です。言い替えれば、人体形成のプログラムが事前にセットされている訳です。

このようにかくされた設計図に従って、様々な創造が行われている訳ですが、創造の原動力はこれら目に見えないパターンということになります。前項でも学んだように、この設計図は事前に創造主によって「良し」とされたもので、細胞の奥深く、その内容はDNAその他の核酸分子の中に収蔵されているということでしょう。私達の中には、既に創造主の設計図、英知の成果品が多数、収蔵されているということでしょう。


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