ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落116 [2009-10-01]

116 Let us turn to the story of Creation for conformation. Careful reading of the first chapter of Genesis (or the first creation), tells us that creation was without form, meaning it was then only a thought forming in Divine Mind. In this chapter we find every detail scrupulously planned: the grasses, herbs, and trees yielding fruit; the waters bringing forth abundantly the moving creatures that hath life, and the fowl that may fly; the living creatures after his kind, cattle, and creeping thing and beasts of the earth after his kind. . . . Then God said, let us make man in our image, after our likeness.

116 構造を理解する為、創造の物語に目を向けましょう。創世記の最初の章(或いは原初の創造の部分)を注意深く読むと、創造は形が無かったことが分かりますし、このことはそれは神聖なる心の中に作り上げられた一つの想念でしか無かったことを意味します。この章で、私達はあらゆる細部が綿密に計画されていたことを見い出します。草や草木、果実をもたらす木々、命を持つ多くの動く生き物をあり余るほどもたらす水、空を飛ぶ鳥等、それぞれの生きるものたち、家畜や地を這うもの達、地上のそれぞれの獣達です。それから、神は言ったのです、人を私達のイメージに、私達に似せて造ろうと。





【解説】

宇宙開びゃくの遠い昔、原子の集まりから創造主の想念によって様々なものが造り上げられたと創世記は伝えています。ここでのポイントは、私達自身を含めて現実世界に現れているもの全ては、その源と言えば、この創造主の想念が具体化したものであることです。しかも私達人間は創造主の似姿、つまりは創造主に似せて造られたと伝わっています。何かの像を製作する芸術家は、実はその作品に対して全身全霊を込めて製作にあたります。その結果、出来上がった作品には、その作者が与えた命が宿るような作品に仕上がる訳で、作品の原材料(原木)には無かったような高次な表現物となる訳です。

この創造の場合も同様に、様々な創造物は決して安直に地上に産み出されたことはなく、各々創造主が時間を掛けて丁寧に造り上げたと考えなければなりません。これら創造の過程の最後に人間が産み出された訳で、そのものの完成度はその他に比べて格段に高いものであることが分かります。画家の晩年の作品がその画風を極めているのと同様です。

そして、各創造物がその後、代々にわたって種を繋いで行くことや、より優れた存在に進化することを生命を贈った創造主は願っているのです。


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